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研究資料明細

論文名稱 日本語読解における「三色ボールペン」導入の効果
研討會開始日期 2012-11-03
研討會結束日期 2012-11-04
所有作者 小高裕次
作者順序 第一作者
通訊作者
研討會名稱 2012第九屆兩岸四校外語教學研討會
是否具有對外公開徵稿及審稿制度
研討會舉行之國家 NATTWN-中華民國
研討會舉行之城市 高雄
發表年份 2012
所屬計劃案
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[摘要] :
  三色原子筆資訊活用法(以下略稱「三色原子筆」)是齋藤孝所提倡之讀書法、資訊活用法。
  使用紅、藍、綠三色一體的按鍵式三色原子筆,將讀過的文章劃線,是「三色原子筆」的基本使用方法。三種顏色分別有不同的意義,藍色是「重要」、紅色是「非常重要」、綠色是「有趣」。
  筆者在小高(2010)裡,敘述了介紹在課堂上導入「三色原子筆」的經驗,利用「三色原子筆」不寫文字而是劃線的方法降低閱讀長篇文章所造成的抵抗感,以及反覆操演「三色原子筆」使得成績變好的綜合型學習策略等兩個優點。
  本次將發表為檢測「三色原子筆」的具體效果,以文藻外語學院日文系二技四年級的學生為調查對象的報告。藉由一學期的第一週及最後一週讓學生在同樣的文章上劃線,驗證在一學期經「三色原子筆」的訓練後,每個學生畫線的地方到底有怎樣的變化,藉此顯示出指導學生使用「三色原子筆」後的效果。

[英文摘要] :
 「三色ボールペン情報活用術(以下、「三色ボールペン」と略す)」とは、齋藤孝が提唱した読書術・情報活用術であり、赤・青・緑の三色が一本になったノック式の三色ボールペンを使用し、読んだ文章に線を引いていく、というのが基本的な方法である。
 本稿では、小高(2010)に基づき、「三色ボールペン」の日本語教育への導入例を紹介し、読解ストラテジーの観点から期待される「三色ボールペン」の学習効果について考察した。  
筆者の経験から「三色ボールペン」は学習者の読書に対する心理的抵抗を下げ、文章の構造を理解しやすくなることが予想されることと、読解ストラテジーの分析から「三色ボールペン」は成績上位群が使用するトップダウン型ストラテジーの獲得に役立つ可能性が高いことを指摘した。
 また、「三色ボールペン」の効果を具体的に検証するため、文藻外語學院日文系二技四年の学生を対象に行った調査についての報告を合わせて行った。調査から、「文章中の、主要部分(メイン・ポイント)とそれを支える詳細部分(サブ・ポイント)の違いを認識」するストラテジーや「段落単位のパラフレーズ」を行うストラテジーの獲得について一定の効果が認められた。

[參考文獻] :
株式会社セガ(2007)「セガ、角川書店、齋藤孝氏の「三色ボールペン名作塾」を共同展開」http://sega.jp/corp/release/2007/0319/, (2007/03/1更新, 92012/10/06確認)
工藤嘉名子(1993)「日本語の読解における学習課題とストラテジーの関係」『小出記念日本語教育研究論文集』2:81-103, 小出記念日本語教育研究会
小高裕次(2010)「三色原子筆在日語教育上的應用」『第一屆國際暨第四屆古典與現代學術研討會』於:文藻外語學院
齋藤孝(2002)『三色ボールペンで読む日本語』, 角川書店
齋藤孝(2003)『三色ボールペン情報活用術』, 角川書店
貞光宮城(2008)「言語習得の観点から大学導入教育を考える:八戸大学「基礎演習・プレゼンテーション演習」の場合」『八戸大学紀要』36:81-97
澤田浩之(2006)「三色ボールペンを活用した韓国語読解指導による学習者の読みの速度と理解度の変化」『海保大研究報告, 法文学系』51(2);65-93
南之園博美(1997)「読解ストラテジーの使用と読解力との関係に関する調査研究-外国語としての日本語テキスト読解の場合-」『世界の日本語教育』7:31-44, 国際交流基金