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研究資料明細
論文名稱 | 現代台湾文学における魔神仔表象 |
研討會開始日期 | 2019-06-07 |
研討會結束日期 | 2019-06-08 |
所有作者 | 倉本知明 |
作者順序 | 第一作者 |
通訊作者 | 否 |
研討會名稱 | 第21回日本台湾学会学術大会 |
是否具有對外公開徵稿及審稿制度 | 是 |
研討會舉行之國家 | NATJPN-日本 |
研討會舉行之城市 | 福岡市 |
發表年份 | 2019 |
所屬計劃案 | 無 |
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[摘要] :
本報告は現代台湾文学における魔神仔(モシナ)表象の変遷に着目することで、本土意識が高揚した2000年代以降、台湾妖怪をめぐる言説がいかにして台湾文学や台湾文化といった文字文化(リテラシー)の領域へと組み込まれ、表象されていったのかを考察するものである。従来魔神仔をめぐる言説はその迷信性から主に山地における怪奇譚として語られてきたが、本土意識の高揚とともに、鄭清文「魔神仔」、甘耀明「魍神之夜」など、童話の分野にも登場するようになっていった。この時期に描かれた魔神仔は、失われた郷土を想起・想像する一種の文化的媒体としての役割を担っていたが、若者たちの間で台湾本土の伝承や伝説への関心が高まったひまわり学生運動以降、魔神仔は積極的に台湾の歴史や文化のなかに位置付けられていく。本論ではこうした問題意識を背景に、何敬尭「魔神仔」を前述した作品を比較することでその変化を明らかにする。